新品の機械式時計のデメリット
購入する金額が高くなってしまう
機械式時計の新品での購入にはメリットも多い反面、デメリットになる部分もいくつかあります。いくつかあるデメリットの中でも、特に大きなポイントとして挙げられるのが金額の高さです。時計に限らず新品の商品はメーカーの希望小売価格で販売することが形となります。店舗によっては一部例外もありますが、新品は中古のようにお店側が値引き交渉を受け入れてくれるケースは少ないのが実情です。海外の高級ブランドの機械式時計は人気のモデルになると数十万円以上することも珍しくありません。少しでも安い金額でブランド品を手に入れたいと考える人は、自分の欲しいモデルではなく、予め予算を決めておいてその中で買える時計を選ぶ必要があります。
購入できる場所が限定されてしまう
需要に伴って、海外ブランドの機械式時計を販売する店舗の数は増加傾向にあります。とはいえ、大半が都市部に集中しているのが実情です。そのため、住んでいる地域によっては、販売する店舗が近くにないという理由で購入できないケースも珍しくありません。インターネットを利用した通販サイトでの購入も可能ですが、通販は事前に自分の目で確かめることができず、写真だけの判断に限られてしまいます。こうした理由から、直接自分の目で確かめて納得した上で買いたいという人は少なくありません。販売されている場所が限定されていることで、交通費を使ってお店まで足を運ぶ手間や余計な出費が出てしまうのは、新品ならではのデメリットと言えます。